脳の病気
このホームページでは脊椎脊髄疾患を取り扱っていますが、現在の日本人の死亡原因第3位は脳血管疾患であり、第1位の悪性新生物の一部にも脳が含まれるため、簡単に脳の病気についても触れます。
脳梗塞や脳出血、くも膜下出血等の脳血管疾患は、死亡につながったり重い障害が残ったりする重大な疾患です。死亡する確率が低くなり、死亡原因としては3位ですが依然患者数は多いです。最も重要なことは、脳血管疾患は生活習慣の改善、特に高血圧の予防によって発症の危険を下げることができるということです。詳しいことは、厚生労働省の「脳卒中(脳血管疾患)」に掲載されていますので、これを参考に健康的な生活を心がけるのがよいと思います。
脳の腫瘍については、恐ろしい病気というイメージをもたれている方が多いと思いますが、現在様々な治療法が存在し、治すことのできる病気となってきています。もちろん悪性度や発症部位によって治療が困難なことはありますが、他の腫瘍性疾患と同じように早期発見、早期治療が基本となりますので、気になる症状のある方などは専門の医師に相談することをお勧めします。
参考ページ:「ホームクリニック脳腫瘍」総合南東北病院