外傷性環軸椎脱臼症
交通事故などの外傷後に、第1第2頚椎に不安定性が生じずれがおきた状態で放置すると脊髄に重大な障害が及ぶことになります。この部位は頭蓋頚椎移行部といい、脳幹部と脊髄という重要な組織があり正常な脊椎で守ることが大切です。それには習熟した術者による、spinal instrumentationが治療のポイントになります。
外傷性環軸椎脱臼症:C1-2において、前屈後屈を行うと頚椎にずれが生じる。
C1-2 transarticular screw fixationを行い、同部位を固定し頸椎を安定化させた。